太巻き寿司（山武市）｜おせち郷土料理NAVI｜正月料理の通販ランキングです！

　太巻き寿司は、海苔もしくは卵焼きの上に酢ご飯を乗せてかんぴょうやしいたけ、にんじんなどの季節の野菜や魚を巻いて作ります。その時に、花や動物などの絵柄をきれいに描き出すのが特徴です。

　太巻き寿司は江戸の台所と言われた千葉県で、お祝いのごちそうとして生まれ、冠婚葬祭の席で食されています。

　太巻き寿司は一般家庭に伝えられてきた寿司で、その発祥の歴史は寛政年間まで遡り、イワシ漁をしていた紀州の漁師の弁当の、めはりずしがルーツだと言う説もあります。

　太巻き寿司の切り口は、金太郎飴のようになっていて、切り口に絵柄や文字が出るよう、直径10cmの太さになることもあります。

　絵柄はさまざまで、最近ではパンダやアンパンマンなどのキャラクターなど、子供が喜ぶものもあり、作ることを楽しむ料理とも言えます。

　太巻き寿司の作り方は、酢ご飯と薄焼き卵を作り、巻きスダレに海苔を敷き、酢ご飯を広げて、薄焼き卵を敷きます。中央に桜でんぶを入れ、外側には高菜を敷きます。次いで、巻き簾を強く巻き寄せて、食べやすく切り分けると出来上がりです。

　切り口にいろいろな模様を作るため、使用する材料や巻き方が異なり高菜の代わりに胡瓜や干瓢を入れたりすることもあります。

　太巻き寿司は、お正月の料理にも向いていて、食卓での楽しい話題にもなります。ちなみに太巻き寿司として市販されているものは、パターンが決まっているようですが、家庭ではさまざまな食材をアレンジする楽しみがあるので、子供たちと親子で合作することで、情操教育と親子のコミュニケーションにも一役買うのではないでしょうか。 太巻き寿司発祥の地である千葉県は、多士済々の有名人を生み出しています。

　ここでは、芸能関係の有名人を中心に、千葉県出身の人をご紹介しましょう。
アイドルグループAKB48には、入山杏奈、岩佐美咲、大和田南那、加藤玲奈、中村麻里子が居ます。タレントや俳優も数多く、小堺一機は市川市出身で、高木美保は松戸市の出身です。浅野温子は、生れは東京都ですが佐倉市の育ちで、暴れん坊将軍の高橋英樹は木更津市の出です。演技派の俳優、地井武男は匝瑳市（旧・八日市場市）、女優の市原悦子は千葉市出身です。ほかにも、千葉真一（君津市）、宇津井健（千葉市）、中尾彬（木更津市）、永島敏行（千葉市）、仲村トオル（流山市）、SMAPのキムタクこと木村拓哉（千葉市）、歌舞伎の初代松本幸四郎は小見川町（のちの香取市）、名優の山崎努（松戸市）などなどです。