新潟県新潟市の郷土料理・ご当地グルメ
新潟タレカツ丼は、揚げたてのとんかつを醤油のタレにくぐらせて、温かいご飯に乗せた丼料理です。港町の新潟市には、西洋料理の影響を受けた料理がいろいろあり、新潟タレカツ丼は昭和の初期に洋の食屋台で売られたのがはじまりとのことです。
おこめ処の美味しい炊き立ての新潟産米に乗せられた揚げたての甘辛とんかつの相性は抜群で、今でも新潟市内の飲食店のメニューの定番になっています。
新潟タレカツ丼を家庭で作る際のレシピは、豚もも肉、玉子、小麦粉とパン粉で、小麦粉とパン粉はとんかつを作るときに使います。
醤油だれは、酒と 濃口しょうゆとザラメで、鍋に入れて火をかけて、沸騰したら弱火にして温めます。とんかつは、豚肉に小麦粉、溶き卵、パン粉の順で付けてから、きつね色になるまで揚げ、これを醤油だれにくぐらせてから、ご飯の乗せれば出来上がりです。
つまり、かつ丼を作るのと同じ要領ですが、いわゆるかつ丼は玉子でとじてありますが、新潟タレカツ丼はとんかつがそのままご飯の上にあるのが特徴です。これは実にシンプルでしかも美味しいのですが、欲を言えばご飯のお米には有名なブランド米にすると最高です。
さて、新潟タレカツ丼についての能書きはこれですべてですが、まだ終わりではありません。
日本海に面し、夏は暑く、冬は大雪が降る新潟県からは、実に多くの有名人や著名人が世に出ています。
ここで簡単にですが、新潟県出身の有名人の一部をご紹介することにします。順不同で、年代もまちまちですが、これらの人の名前を見れば、あ、この人も新潟県の出身なのかと、興味は尽きないでしょう。
作家では、阿刀田高(長岡市)、山岡荘八(魚沼市)、少しふるいのですが吉屋信子がいます。天才バカボンの赤塚不二夫は、生まれは旧満州ですが、小中学校時代を新潟市内で過ごしていました。知る人ぞ知る書道家の会津八一は新潟市出身で、演歌の作曲家で有名な遠藤実は新潟市(出生地は東京都)です。
なお、このほかにも新潟県出身で全国的に活躍している有名人や著名人は大勢いますから、あの人の名前がどうしてここに無いのかとお叱りを受けそうですが、それくらい大勢いるということでご容赦願うようにお願いします。
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