那覇市 おせち 取り寄せ

沖縄県那覇市の郷土料理・ご当地グルメ

◆いかすみ汁(主な発祥地:沖縄県那覇市)

 いかすみ汁は、沖縄県の薬膳食(クスイムン)であり郷土料理で、多くの人が愛食しています。

 いかすみ汁は、白いアオリイカの真っ黒な墨で調理するご当地料理で、のぼせや頭痛、肩こりや産後の体力回復に良いとされています。したがって、沖縄県では、かつては出産直後の女性が最初に食べるのがいかすみ汁であったとのことです。

 いかすみ汁の発祥についてはキリスト教布教のために沖縄に在住していた宣教師によって伝えられたという説などがあります。ヨーロッパではいかすみを絡めたスパゲティなどがあるので、この説は有力ではないでしょうか。

 ちなみに、沖縄ではいかすみをクリと言い、雑炊や炊き込みご飯をジューシーと言い、クリジューシーとはいかすみを使う雑炊のことですが、このほかにもイカスミそばなどがあり、沖縄にはイカスミで調理する食文化が根付いています。

 いかすみ汁の材料は、白いか、豚バラのブロックと、沖縄ではンジャナーと呼ばれる苦菜(ニガナ)で、味付けにはかつお出汁と塩を使います。

 いかすみ汁のレシピ・作り方は、まずはイカのワタを抜きに始まり、墨を取り除いておきますが、取り除いた墨は後で使います。
 続いて、いかの皮をむき、2cm幅にカットし、豚肉も2cm幅にカットします。それを鍋に入れてかつお出汁を注ぎ、弱火で1時間ほど煮ます。煮上がったら、4cmにカットした苦菜を入れてひと煮立ちさせ、取っておいたいか墨を入れ、塩で味を整えて器に盛りつければ出来上がりです。

 このように調理の手間はそれほど複雑ではありませんから、アオリイカが手に入ったらいかすみ汁を作ってみましょう。栄養満点です。

 大航海時代とも呼ばれる16世紀、イカ墨料理を伝えたとされる西洋人のなかでも有名なのはポルトガル出身の商人、トメ・ピレスです。彼はその著書『東方諸国記』で、沖縄(琉球)人について、「彼らは正直な人間で、奴隷や娼婦を買わないし、たとえ全世界とひきかえでも、自分たちの同胞を売るようなことはしない。彼らはこれについては死を賭ける。レキオ人(琉球人のこと)は偶像崇拝者である。彼らは色の白い人々で、シナ人よりも良い服装をしており、気位が高い」と記しています。
 イカスミ汁を食べながら、琉球国の文化・伝統に思いを馳せるのも一興ですね。

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